お祝い花だけじゃない。夏のお部屋に飾るならミディファレノ(胡蝶蘭)がおすすめ。
2021年8月17日
「胡蝶蘭」と聞くと、開店祝い等に大きな鉢で贈られる、立派に連なる白い花をイメージしますよね。
でも実は、それは胡蝶蘭の楽しみ方のほんの一例に過ぎず、知らないと勿体無い魅力がたくさん詰まっているのです。
今回は、花瓶に飾って楽しめる、小ぶりな胡蝶蘭「ミディファレノ」をご紹介します。

ミディファレノってどんな花?

一般的に親しまれている鉢植えの「コチョウラン」との混同を避けるため、切り花は多くの場合、学名の「ファレノプシス」を短縮した「ファレノ」の名前で流通しています。
中でも、小中輪のものはミディファレノと呼ばれ、一般家庭での飾りやすさや、豊富なカラーバリエーションから、年々人気を増している今大注目のお花です。

夏の暑さもどんと来い。エネルギーが漲るトロピカルフラワー
東南アジアを中心として熱帯・亜熱帯地域を原産とするファレノプシスは、暑さに強いお花です。
花の持ちが心配な夏場でも、ブレない安定感で長く楽しませてくれます。
涼しい季節なら、1か月近く軽々と持ってくれます。
まれに水下りを起こすことがありますが、お湯を使った水揚げ方法の「湯あげ」をしてあげると、多くの場合、シャキッと元通りになりますよ。
花屋さんでは1本1,500円前後で販売されていて一見高価に感じますが、その美しい見た目と長持ちな性質を考えると、コスパは良い方ではないでしょうか。

意外と飾りやすい!おすすめの飾り方をご紹介

・一輪挿しにする
まずは1本、試しに飾ってみてください。すぐにその魅力に引き込まれるはずです。
派手な色から、淡い色まで様々なカラーバリエーションがありますので、花屋さんに行った際は探してみてください。



・旬の草花と合わせる
様々な質感の草花と合わせてざっくりと花瓶に生けるだけで絵になるファレノ。
夏は思いっきりカラフルな色合わせで、トロピカルな雰囲気を楽しむのも良いでしょう。



・水に浮かべて
花弁が水に浸かっても腐敗しにくいため、しばらく飾ったら一輪だけ切り取って、水に浮かべてみましょう。
とても涼しげで、今の季節にぴったりです。
いかがでしたか?
この夏は是非、ミディファレノを飾って、お部屋を華やかに彩ってみてくださいね。



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