家事は楽しい生活のための手段
2021年2月18日
はじめまして。家事ジャーナリストの山田亮です。
男女共同参画やワークライフバランス、子育て支援について、全国の自治体や企業などでの講演や新聞連載執筆をしています。
このコーナーでは、日々の暮らしが少しでも楽で楽しくなるようなツールや方法、考え方を紹介します。
家事に逃げ道なし!だからみんな工夫してきた
いきなりですが、皆さん家事は好きですか?
僕は基本、家事は嫌いではないです。といっても、メンドウな時もあります。
原稿の神様が降りてきている最中に「宅配便です」と来たり、「サッと洗濯物を干して作業に!」と思っていたら、衣替え一式が大量に洗濯機に放り込まれていたり。
メンドウでも、そこで処理しないと後がタイヘンになるのが家事。
毎日毎日降って湧いてくるから、やらないという選択肢は、先延ばしにしかなりません。
逃げられない困難なら、これはもう楽で簡単にする方法を考えるしかありませんね。
イヤになる時があるから創意工夫するし、タイヘンだから、人は文明の利器を作ってきたのだと思います。
言いたいことは、家事を簡単にすることに、抵抗感も罪悪感も必要ないということです。
家事には割り切りが必要
家事は、頑張れば報われるというものではありません。
どんなに家事を頑張っても、ギスギスした家庭では意味がありません。
「愛情込めて料理したんだから、残さず食べなさい!」「(食べてる時の)左手は?!」「なに?その箸の持ち方!」とガミガミ言われながらの食事が美味しいわけありません。
逆に、買ってきたお惣菜を並べただけでも、笑顔の食卓の方が価値があると思います。
家が少々散らかっていても、仲良く暮らせる方が、いいと思いませんか?
余裕がある時は頑張れば良いですが、シンドイ時は楽に簡単にすませられる。
そういう選択肢の幅を確保できていれば、気持ちが楽になります。家事は楽しい生活のための手段と割り切ることが大切です。
これからしばらくの間、家事を簡単にするコツや家事の豆知識をお届けします。どうかよろしくお願いします。
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【プロフィール】
家事ジャーナリスト 山田 亮
1967年 香川県高松市生まれ。
1998年、当時大学助手だった妻と結婚。キャリアウーマンである妻を支え、主夫をしながら佛教大学博士課程に進学。
2001年、長女が誕生。ホームページ上で綴った家事・育児記録が新聞社の目にとまり執筆活動を開始。
ロジカルな視点で「楽に家事をする」方法 を日々実践し、「楽家事ゼミ」を主宰して情報提供や家事指導を行う。
また、家族や家事の在り方を考える「家事ジャーナリスト」としても活動。
全国の自治体や企業などで男女共同参画、ワークライフバランス、子育て支援、人権啓発についての講演を行っている。
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